ハッカージャパン2010年05月号
今月号のハッカージャパンが4月8日に発売中です。
特集記事の校正が3月31日の23時50分ぐらいに来て、翌日4月1日の昼には返すというスケジュールでしたが、無事に発売できてよかったです。w 編集部の皆様お疲れさまです。
- Hacker Japan ( ハッカー ジャパン ) 2010年 05月号 [雑誌]
- 発売元: 白夜書房
- 価格: ¥ 1,800
- 発売日: 2010/04/08
総力特集 Webサイト攻略の達人
特集は「Webサイト攻略の達人」で、もちろん記事連動のDVDが付いています。「Webアプリ監査D.I.Y」の記事を私が執筆しています。
この記事ではWebアプリケーション脆弱性診断技術の習得を、基礎編と実践編にわけて解説していて、きっちりとトレーニングして学んでもらえば企業などで使える内容になっています。
基礎編では「Web Security Dojo」を使っての脆弱性診断トレーニングを解説。実践編ではLASDECが公開している「ウェブ健康診断」の診断仕様書に基づく脆弱性診断の方法について解説しています。
特集の他の記事では「Metasploit+BeEFでクライアントをゾンビ化」ではMetasploitを使っての脆弱性攻撃を自動化するautopwn機能の解説もあり試してみたくなります。もちろん付録DVDの環境で実験可能です。続く「チャレンジハッキング SNS攻略編」では岡本氏と吉田氏の確執が見物(そこかよ
カスペルスキーの石丸さんがGumblarを懇切丁寧に解説している「Gumblar解体新書」は、飛び交うGumblarを自分の中で整理するのに役立ちました。続く愛甲さんのGumblarの実行ファイルKatesを解析した記事も読み応えがあります。
コラム404では同じカスペルスキーの前田さんもGumblarのエコシステムについて書いてますね。カスペルスキーラブです。w
はじめての脆弱性報告
IPAに脆弱性を報告しよう!な記事です。私も「脆弱性報告に挑戦」という記事を担当しています。届出を出して修正が完了するまでの流れを、私が以前に届け出た体験談と共に解説しています。
世界空想ハッカー列伝
42回目の連載は小説「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(原題:Män som hatar kvinnor : Millennium, 1)」(スティーグ・ラーソン著、2005年、邦訳2008年、早川書房)より、映像記憶を持つ天才ハッカー”リスベット・サランデル”を取り上げています。
密室ミステリーと経済界のスキャンダルを巡る社会派小説の本作は、人口900万人のフィンランドで290万部を売上げ、全世界で800万部以上売り上げているようです。日本だとあまり話題になっていないなァ。
- ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
- 発売元: 早川書房
- 価格: ¥ 1,700
- 発売日: 2008/12/11
- 売上ランキング: 2735
- おすすめ度
ネットワーク用語解説
今回は「IDS」と「リバースコネクト」を解説しています。