小話満載の暗号事典

暗号事典

暗号事典

セミナーの合間、id:sonodamさんと雑談中に、この本の話題になった。
名前の通り、暗号の事典。マジメな暗号技術だけではなく、映画に登場する暗号(たとえば、ダ・ヴィンチ・コードの「クリプテックス」とか)や、暗号にまつわる逸話(たとえば、Winny絡みの「自衛隊の暗号流出事故」とか)などいろいろ載っている。
帯↓

インターネット社会のセキュリティに不可欠となった暗号の百科事典。

カエサルの暗号から公開鍵・量子暗号までの実用暗号、
ポーから『ダ・ヴィンチ・コード』に至るフィクションの中の暗号など、
その仕組み・歴史・物語を約1300項目で解説。

暗号機エニグマ解読作戦や真珠湾攻撃をめぐる諜報戦などの第二次大戦秘話、NSAやCIAの暗
躍、マリー・アントワネットやメアリー・ステュアートが使った歴史的暗号、忍者の暗号、三国志の暗号、推理小説の暗号など、面白エピソードやトリビアが充実。
図版も多数収録。欧文索引付き。

通して読むには700ページのボリュームはちょっと多いが、プレゼンとかにちょっと使える話が豊富なので、目次(索引?)だけでも目を通しておいたほうがいいかも。