『川の深さは』
福井晴敏の待望のデビュー作がついに文庫化!文庫しか買わない私には嬉しい一冊。 この作者は「TwelveY.O」とか「亡国のイージス」とかの人です。 って、知らない人は知らないんだろぅけど。 作品としては、自衛隊とか市ヶ谷とか赤坂とかの隠語がでまくり。 そしてコンピュータ・ウイルスも作品中によくでてきます。 「アポトーシス」とかいうやつで、原理はよくわからんが、 ワームっぽく、コンピュータなら何でも感染して、 感染後は自分の複製を他に残して、自己は削除ってなもんです。 謎のウイルスだぁ。 ウイルスも気になりますが、もちろん作品自体もぐーーっど! ちょっと冒険野郎っぽくもありますが、結構オススメの一冊。 ミギとかヒダリとか言わない人向け。