空からモンサンミッシェル

人生で行きたいところ第2位のモン・サン=ミッシェル(フランス)に行ってきました。「西洋の驚異」と呼ばれてる修道院です。詳しくはWikipediaで。


学校を休んでドラクエを買いに行った世代の私としては、当然平地からのアングルではなく、ドラクエ同様に空から俯瞰で見たかったわけです。
というわけで、ULMという小型飛行機を借りて空から観てきました。
パリからは片道でTGVとバスで4時間ぐらいかかるんですが、日帰りの強行軍です。でも、案外余裕がありました。

パリからモンサンミッシェルTGV


パリのモンパルナス駅(MONTPARNASSE2)を朝7時5分に出発するTGVに乗って行きました。流線型の日本の新幹線もかっこいいけど、ちょっと無骨なTGVもイイ。

乗る前にはチケットを自分で打刻します。駅のホームにたくさんある黄色い打刻機がありました。打刻しないと、有無を言わせず罰金を払わされるとか何とか。

そして9時10分にはレンヌに到着。そこからはバスです。レンヌ駅を出て右手にバスターミナル(gare routière)があります。9時30分のモンサンミッシェル行きのバスに乗り、10時50分に到着しました。

だんだん近づいていくというより、いきなり姿を現します。小さく見えていても、すごい存在感。

モンサンミッシェルの中へ

空港からまでの送迎をお願いしているのが12時30分なので、1時間半ほど余裕あり。ひとまず中へ。

中も中世ヨーロッパの世界。ですが、修道院の周りは完全に観光地でお土産屋だらけです。
写真に写っているお店は、日本ではコンビニでも売ってる LA MERE POULARD(ラ・メール・プラール)です。ガレットやサブレ、オムレツが有名です。
お土産に買おうかと思いましたが、成城石井の方が品揃えも豊富で、値段も安いので買いませんでした。w

お昼ご飯代わりにマカロン。味はいまいち。

塩キャラメルソフトも購入。これはラ・メール・プラールではなく、Le Petit Breton(ル・プティ・ブルトン)というこぢんまりとしたお店のでした。しゃりしゃりとしていて、甘すぎず美味しい。
モンサンミッシェル内では塩キャラメルが流行しているみたいで、そこいらで売っています。

修道院の上には、ラ・メルヴェイユ(驚嘆)と呼ばれている修道院の居住スペースとして作られたところがあります。写真は最上階にある中庭を囲んだ回廊。

食堂などもあります。

狭い階段なども味があって歩いていて楽しい。でも、結構な上り下りがあるので、お年寄りは大変そうだった。

これは貨物運搬用のエレベーターみたい。今は使われていないのかな。

どこの国でもお土産屋さんには、刀が売ってるのか。修学旅行の観光地みたい。
刀には「桃山」と書いていました。こんなところで私が住んでいた桃山の地名を見るとは思わなかった。

モンサンミッシェル上空へ

ぐるりとモンサンミッシェル内を一周してると、ちょうどいい時間になったので、観光案内所に集合とあったので下へ。
そこに待っていたのは、21歳のフランス美人。

他にも人がいるのかと思ったけど、送迎は私一人みたい。なんてオプション!往復で1時間のドライブデート。
フランス語はもちろん英語力も乏しいのが悔やまれます。
ちなみに空港までの送迎は往復で50ユーロかかります。片道30分はかかるので、タクシーでもそれに近いぐらいかかるかも。

空港ちっさ。(左に映り込んでるのが美人ドライバー)

飛行機はもっとちっこい。
私でも乗れますか?と思わず聞いてしまったぐらい。
乗るために誓約書とか説明とかいろいろあるのかと思いきや、手荷物は美人に預けて、カメラはしっかり手から離すなよと言われたぐらいで、到着して5分でもう出発。アバウト!

空港の滑走路の周りでは羊が放し飼い。

あっという間に上空へ。30分の旅がスタート。

そしてもうモンサンミッシェル

ぐるりと回ってくれます。

当然写真より、自分の目で見る景色はもっと壮大なスケールでした。

「俺、すごい景色を見てる」って飛んでいる最中、ずっと思っていました。いや、声に出てたかも。
単純な思考回路ですが、本当に感動しました。


帰り道も当然の美人送迎。

帰りはバスの出発までまだ1時間半ぐらいあるので、記念ランニングしてきました。画像はNike+GPSのデータ。


そして帰りは違う経路。バスでDol De Bretagne駅に向かい、TGVでパリに。
さよならモンサンミッシェル。次は夜景がみたいです。


ちなみにULMは下記から申し込みました。
30分のフライトで€110と以外とリーズナブル。モンサンミッシェルに訪れる方には是非オススメです。

ちなみに世界!弾丸トラベラーの第一回長谷川理恵さんが空からモンサンミッシェルを観に行っていますね。