ウイルス対策インターネットセキュリティ G DATA新製品発表会で基調講演
G DATAの2009年版の新製品発表会が昨日あり、
「ウイルスの脅威」というタイトルで
基調講演をさせていただきました。
- 複数エンジンによる99.9%という検出率
- ヒューリスティック機能
- アウトブレークシールド
などの機能を備た『G DATA インターネットセキュリティ 2009シリーズ』が
2009年2月19日から発売されます。
前年版までは重いという悪評が立っていたようですが、
2009年版からかなり(NOD32やNIS2009並に)軽くなったということです。
G DATAは日本ではマイナーかと思いますが、
ドイツではシェアNo.1だそうです。
(私も仕事をするまで知りませんでした。)
よく私はウイルスの話をする際に、
『パターンファイルなどに載っていない「未知の脅威」にどう対応するか?』
という事例で、カカクコム事件のときのNOD32の話をします。
当初は「NOD32」だけがウイルス検知
カカクコムがサイト閉鎖の経緯を説明,「当初は対策ソフトの多くが未対応,ウイルスを確認できず」 | 日経 xTECH(クロステック)
当時日本で一般的に流通しているアンチウイルスソフトでは
ESETのNOD32のヒューリスティック機能しか検出していなかったようですが、
G DATAも同様に検出することができたんだそうです。
私はこのカカクコム事件を機にNOD32を知って
乗り換えることになったのですが、G DATAを知っていたら
どちらを使うかを迷ったのかも。
今のところG DATAを1週間ほど使用していますが、
動作は軽快で、NOD32と遜色がないほど動作は軽いです。
99.9%の検出率に関しては、まだ脅威に直面していないので何とも言えません。
体験版もダウンロードできるようですので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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