TAB補完機能が充実したシェル「fish」
一昔前は、cshかtcshとかkshにzsh、どれにしようかなぁと思ってたのに、最近ではもっぱらbash以外使ってませんでした。そこに新たな選択肢として「fish」という魚みたいなのがでてきましたよ。ロゴはもちろん魚です。
TAB補完が詳細表示したりカラフルだったり、オプションまで表示できたりと、機能が充実しています。入力中の文字が実行可能なコマンドだと判別されると色が変わったりしますよ。
その他のスクリーンショットはこちら:fish screenshots
TAB補完の時のawkとかgrepとかaproposなどが走りまくってるみたいで動作がちょっと重たいなぁ。使い込むと改善するのかな。
インストールと使い方
tar玉からのインストールはこんな感じ。Webサイトにはrpmなどもありますよ。
$ wget http://roo.no-ip.org/fish/files/1.21.12/fish-1.21.12.tar.gz $ ./configure $ make $ sudo make install
とりあえず使う場合は下記を実行
$ /usr/local/bin/fish
必要に応じて、/etc/shellに加えましょう
# echo /usr/local/bin/fish >>/etc/shells
現在のシェルを確認するには下記を実行
$ echo $SHELL
fishに乗り換えるべく、ログインシェルを変更したい場合は下記を実行です。
$ chsh -s /usr/local/bin/fish