Hacker Japan (ハッカー ジャパン) 2006年9月号
Hacker Japan (ハッカー ジャパン) 2006年 09月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2006/08/08
- メディア: 雑誌
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アンチスパイウェアはAhnLab スパイゼロ 2007、スパム・フィルターはPOPFileの評価が高い
特集2は「超スパ・スパ 対策術」ということで、アンチスパイウェア8製品とスパム・フィルター8製品の比較記事でした。
今までアンチスパイウェアというジャンルに疎くて、メジャーどころの下記ぐらいしか知りませんでした。
そういや、Microsftからこういうなんも出てましたね。
この比較記事で評価が高い方に属していたのが、スパイゼロという製品です。
何かでるかな?今まで、Ad-awareやSpybot-S&Dで検査すると、必ずといって良いほど悪意のあるCookieとやらばかりが検出されて、お茶を濁して検出率アップに貢献していたけど、この何にも出ないというのはまた潔いですな。
このAhnLab スパイゼロ 2007という製品ですが、システムの最適化という機能が付いているのですが、安易に実行してしまう前に設定を確認した方がよさげです。
スマートクリーナーという機能の設定を見て頂ければわかるかもしれませんが、オートコンプリートやスタートアップをクリーンアップするという設定になっています。「クリーンアップ」という機能が「削除」してしまうことを意味してるものだと思いこんで、怖かったので実行していないので憶測です。間違っていたらすみません。もう1つのスパム・フィルターの比較では、Gmailのスパム・フィルターの機能がよさげな結果が出ていました。POPFileは学習ゼロの素の状態で対決したので、当然ながら不利な結果になってしまったようです。
一応、学習後のPOPFileの結果も掲載されていて、総合評価では劣るものの、スパム判定率ではGmailを抜いて1位に躍り出ていましたよ。やはり、POPFileは学習命ですな。
(POPFileをしばらく運用してると、突然にお馬鹿になっちゃう時期がくることないですか?)
それPlaggerで(ry のインストール
「それPlaggerで(ry」で、人気(?)のPlaggerのインストール記事が紹介されていました。プラットフォームはWindowsで、Bloglinesの記事をGmailに流す例が取り上げられていました。
そのほかには、mixiのコメントや日記吸いだしと、他のメールサーバーのメールをPOP経由で他に転送するというものも紹介されています。
まだ、Plaggerを体験していない人は、この記事を読んで体験してみてはいかがでしょうか。
CTF(Capture The Flag)への道
DEFCONが開催しているCTF(Capture The Flag)というハッキングコンテストに参加したチームチドリさんによるCTFの紹介記事です。
下記のWebサイトに載っているものに近い記事ですが、より楽しく読めました。読んでると、チームチドリに入りたくなるかも。あと、id:tessyさんのブログを読んでも楽しいですよ。
こういう記事を読んでいると、最近こういう感じで楽しみながらやってないなぁという気分と、同じ技術者(ハッカー?)として何だか焦りのようなものや、(時代から?技術から?流行から?)取り残されてるような気分を感じてしまいました。グループに入ってやってたころの純粋な楽しさをもう一度!w
で、来年こそはDEFCONに参加したい。きっと来年の今頃は落ち着いてるはず、そしたら誰か私を誘って下さい。w
チャレンジ・ハッキング
DVDにVMwareのイメージを収録して、ハッキングに挑戦するという特集記事です。
私はチャレンジしていませんが、記事を読んでいるだけで他人のハッキングの思考回路というか、問題解決の手順が追えるので、それだけでも読む価値があるかもしれません。もちろん、時間のある方はチャレンジしてみるとよいのではないでしょうか。
あと、自分の連載
空想ハッカー列伝では映画「トロン」を紹介、用語解説では「”mhtml:”リダイレクトの脆弱性」を解説しています。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/12/21
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