最後は意外に・・・「クリスマスの4人 光文社文庫」

井上 夢人 ¥600 (税込)
クリスマスの4人    光文社文庫

20歳のクリスマスの夜に過って人を轢き殺してしまった。それを生涯内緒にすると誓って、人生を過ごしていく4人。ストーリーは10年ごとぐらいに進んでいって、10年のタイミングで殺してしまったはずの人が現れたりする。
最後の謎解きの部分は、読み切る前は「あぁ、なんだこういう展開かよ。」と思っていたけど、最後まで読み切るとちょっと意外な方向で終わった。この意外さが最近何冊も読んでいる井上夢人の持ち味だとわかってきたところだわ。