文春文庫、海老沢泰久、\667
本物のフランスを日本にもたらした辻調の辻静雄さんの半生を描いた伝記的な小説。いちおうフィクションということになっているが、ノンフィクションっぽい部分のほうが多い。以前、TVの「知ってるつもり」でもこの「辻静雄」を取り上げていた。
お腹が減る小説だけど、この人の人と人との出会いが感動的なところが多い。きっと本人自身もすばらしい人だからこそ、すばらしい出会いを生むのだと思うが、人の出会いに恵まれた人生を送っていたことを感じさせてくれる。
私は今までもいろいろなすばらしい人に出会ってきたけど、これからの人生もすばらしい出会いはあるかな?
そのぴーお薦めの一冊でした。
少し疑問。辻調理師専門学校と辻学園調理技術専門学校ってまったく別の学校なのかしら??