2003-09-23 『失踪症候群』 貫井徳郎、双葉文庫、ISBN:4575506362 「超法規的」っていうキーワードはかなり好きである。 現実の世界では超法規的といえば犯罪になるだろうが、 小説や映画ではよく超法規的な国家の組織がよくでてくる。 いわゆる必殺仕事人である。法で裁けぬ悪を裁くのだ。 貫井氏の超法規的な集団のお話が症候群シリーズである。 法で裁けぬクラッカーや侵入者を誰か裁かないかなぁ。 余談だが、必殺シリーズはもちろん好きなのだが、 たしか80年代にやってたテレビドラマの「ハングマン」ってのがもっと好き。 現代版の必殺仕事人だね。