AES暗号アルゴリズムに初の欠陥を発見

研究者によってAESアルゴリズムに欠陥が発見されたようです。この新しい攻撃によって、専門家の予想よりも4倍速く秘密鍵を見つけることができるとのこと。
AESは過去10年はさまざまなテストが行われていましたが、これまでは欠陥は見つかっていなかったとのことで、AESアルゴリズムにとっては初の重大な欠陥と言うことになります。これは長期的な暗号解読プロジェクトの末に、主にMicrosoft社の研究者によって発見されました。

特定のアプリケーションに使っているAESの問題ではなく、AESアルゴリズムとしての問題ですので、もちろん使用しているアプリケーションにも影響が出てくることでしょう。
4倍速いぐらいでは、AESアルゴリズムの安全性は即座に揺らがないとは思いますが、これをきっかけに他の攻撃方法の研究も進んだりするのでしょうか。

  • 追記:コメントを頂きました。ありがとうございます。