大流行のホワイトバンドは寄付ではない!声をあげるのだ!

ほっとけない 世界のまずしさ
偽善者良識ある人か、はたまた単なるファッションで付けているのか、とにかく大流行しているホワイトバンド
あなたの周りでも見渡せば何人か付けているはず。


ほっとけない 世界のまずしさ

というキャッチフレーズで売られているので、私はてっきりホワイトバンドを買ったお金が寄付されるのかと思っていた。(付けている人に聞いても、よくわかっていない人が多いみたい。)



だが、どうやら違うらしい。このドキュメント(ホワイトバンドの300円の内訳目安と使途)をみると、300円のホワイトバンドの内訳はこういう用途に使われている。


最初はこれを知ったときは「300円で買って何の意味があるんだ?1000円とか2000円ぐらいにして寄付に使えよ」と思ってしまった。

ホワイトバンドはチャリティではない

お金ではなく、あなたの声をください。その声をあらわすホワイトバンドを身につけてください。


と、公式サイトには書かれている。そして、FAQ(http://www.hottokenai.jp/faq/)にはこう書かれている。

20年前のライブエイドはアフリカ救済を訴え、280億円の募金を集めて寄付しました。よくやった、とそのときは思ったそうですが、後に、280億円はアフリカが先進諸国に返済している債務額の一週間分だ、と知ったとき主催者は、愕然としたそうです。

この「極端な貧困」は、根本的な構造そのものを変えていかない限り、なくなりません。根本的な構造を変えるには、目下のところ政策で変えるしかありません。

根本的な構造を変えないと、お金がいくらあっても足りないと言うことだ。

ホワイトバンドを買わなくても活動はできる。

公式サイトのQ&A(http://www.hottokenai.jp/faq/white.html)にはこうある。

そもそもなぜホワイトバンドを売っているのですか? 

ホワイトバンドは、これを身につけて「貧困をなくそう!」という思いを表すシンボルです。「白いバンド」であればよいので、いろんなものがあり得ます。 このウエブサイトでは日本版のオフィシャルホワイトバンドの販売について紹介していますが、「白」であれば、多種多様なバンドがあって構わないと考えています。たとえば白い紐や包帯であってもいいのです。
ただし「ホワイトバンド」として売られているものの中には、営利目的のモノであったり、フェアな貿易を無視して生産された品があるかもしれません。購入する際には、売上の使途には注意を払い、納得のできるものかどうか、ご確認のうえご購入ください。

付けるのは白い紐でも、包帯でもいいみたい。


大切なのは、声をあげて政策を変えていくこと。単に意味もわからずに付けるのではなく、せっかく付けているんだったら、人に説明できた方がいいよね。
そして、できれば政策を変えるために動く!小さくてもできることは選挙で候補者を選ぶこととかかな。



ホワイトバンドだけじゃなく、Tシャツとかもあるみたいよ。