終戦のローレライ (4)    講談社文庫

福井 晴敏 ¥730 (税込)
終戦のローレライ (4)    講談社文庫

文庫でも4分冊なのはさすがに読み応えがありました!しかし、次から次に読みたくなる構成で、この3冊は3日ぐらいで読み切ってしまった。やっぱり、福井さんのはおもしろいなぁ。自衛隊とか戦争とか、ちょいとオトコノコよりなお話だと思うんだけど、ぜったい映画より小説の方がおもしろい。映画はまだ見てないけど、そう思うな。映画を見た人の話によると、小説で登場する結構な位置を占めているフリッツが登場しないらしい。いったいどういう映画になっているのかが気になるよ。文庫4分冊を2時間ぐらいの映画にまとめて、なおかつ破綻せずおもしろく仕上げるというのは神懸かってる技だよね。そしてなぜか、潜水艦が登場する映画は外れないという話だそうだ。