『片想い』

東野圭吾、文春文庫、\762+税


さすが東野圭吾と言える背景の緻密さだとは思ったが、個人的には話自体は興味がない内容だった。

ちなみに性同一性障害の人が登場するお話です。今は少しは法改正もあったようで、この小説の時代とは少し変わっているかもしれない。でも、今でも困っている人は多いのかもしれない。

と、自分でも実際どうなのかわかっていないぐらい、性同一性障害の実態はあまり知らない人が多いのが事実みたいですね。戸籍が男か女かという2択であることが、非常に微妙な問題であることに気づかされました。