『星を継ぐもの』

ジェイムズ・P・ホーガン、創元SF文庫

月で発見された死体から話が始まる。彼は5万年前に死亡していたというのだ。
地球人のルーツに触れるSFミステリーとも言うべき作品である。


時代は2025年ぐらいが舞台だ。
こういう近未来ものを読んでいて思うところは、書いている時代には
後50年後にもあるだろうという予測で書いているところを見るのも楽しい。
「ソビエト」なんかはその代表格なところだが、個人的には「DEC」の小型PCというのがうけた。