Wikileaksに不正開示した外交公電を拘束中の陸軍隊員のPCから発見

この1年は事件がありすぎて記憶の彼方かもしれませんが、アメリカの歴史の中でも最大の機密情報不正開示だと言われている、Wikileaksへの外交公電の漏えい事件が去年の11月末ごろにありました。その犯人と言われている米国陸軍のブラッドリー・マニング氏は、2010年5月ごろには逮捕されていますが、ようやく12月17日に陸軍基地内の法廷に初出廷しました。
そして彼のPCからZIPファイルに固められた1万通を超える外交公電が見つかったと、フォレンジック専門家が証言をしているようです。

外交公電のダウンロードには、wgetを使ったスクリプトを使い、国務省の文書データベースに直接アクセスして簡単にダウンロードできるようにしていたようです。さらにそれ以前にWikileaksで公開された米軍によるイラク民間人へのヘリ攻撃の動画なんかもPCから見つかったとのこと。