DynaBook SS S5/280PNLNノートにUbuntu9.0.4をインストール
テレビ台の下にすっぽりはまって忘れ去られていた、7年前の東芝 DynaBook SS S5 Series(S5/280PNLN)ノートPCが気になったので、XPを削除してUbuntu9.0.4をクリーンインストールしてみることにしました。
インストールは特に何の問題もなく日本語デスクトップ版(ubuntu-ja-9.04-desktop-i386-20090510.iso)が入りました。無線LANカードのWLI3-CB-G54Lも「ハードウェア・ドライバ」の設定でさくっと認識します。
今でもこの角張った薄型ノートPCは十分かっこいいと思う。
少々手間取ったのはディスプレイ解像度の設定ぐらいでした。
いろいろやっても800x600までしか選択できなかったので、他のディスプレイの設定を参考に、以下のように「/etc/X11/xorg.conf」ファイルの「Section "Monitor"」領域を直接手書きで編集することにしました。(編集前はバックアップを忘れずに。)
Section "Monitor" Identifier "Configured Monitor" Vendorname "Generic LCD Display" Modelname "LCD Panel 1024x768" Horizsync 31.5-64.0 Vertrefresh 56.0 - 65.0 modeline "640x480@60" 25.2 640 656 752 800 480 490 492 525 -vsync -hsync modeline "800x600@60" 40.0 800 840 968 1056 600 601 605 628 +hsync +vsync modeline "1024x768@60" 65.0 1024 1048 1184 1344 768 771 777 806 -vsync -hsync Gamma 1.0 EndSection
編集後に再起動すると、ようやく1024x768で表示して上記の写真のように画面全体が表示領域になりました。
あとはwine入れたり、Dropbox入れたり。XPのときよりもきびきびと動いて、ネット端末としてはかなり快適なPCになりました。
今のところ残った問題はハイバネートはうまくいくけど、サスペンドは実行すると黒い画面にカーソルが表示されたままになって失敗しちゃうことぐらいかな。まァ、いつも使うわけではないので未解決のまま放置することに…。
といっても、このUbuntuマシンの使い道が今のところ思いつかない。
何かのときの実験端末として、またテレビ台の下にすっぽりはめてしまい込んでおくか。