成功者の絶対法則 セレンディピティ
《偶然をとらえて幸運に変える力》をセレンディピティと呼ぶ。
偉大な発見や発明は、何かしらの偶然によって幸運がもたらされている。いや、偉大じゃないことでも、何かしらの偶然によって幸運がもたらされることは多い。身の回りの些細なことでも、そう思うこともある。
- 作者: 宮永博史
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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まぁ、それだけだと、単に幸運な人たちのお話で終わってしまう。どうやって手に入れて、使いこなすかが知りたいところである。
- 小さな変化を見逃さない
- 異分野に興味を持つ
- 「不便」から発想する「素人発想」と、高度な技術の「玄人実行」
- 想定外の[顧客|使い方]を考えておく
と、セレンディピティをモノにするための、「知ってるよ。」的な当たり前のことが述べられている。しかし、この当たり前のことが継続できていないことが多い。これらがセレンディピティを発動(?)させるためには必要だそうな。わかっていることだけど、即効性のある方法などはないようだ。
そして、それに加えて、《競合会社に売れない理由を聞きに行く》といった類の行動力も必要なようだ。普通は、競合会社が教えてくれるわけがないと思って、聞きに行くことすらしない人が多いだろう。
偶然の出会いやひらめきが舞い降りてきたとしても、行動を伴わないと成功はない。
セレンディピティって、この本の著者の造語かと思ったけど、手元の広辞苑にも載っていた。
セレンディピティー 【serendipity】(これはgoo 辞書)