偽セキュリティソフト「SystemDoctor 2006」をインストールしてみました
某誌に原稿書いたときに余ったキャプチャーを紹介です。
SystemDoctor 2006はスパイウェアや偽セキュリティソフトとして有名です。本紹介はスパイウェアの紹介ですので、間違えてインストールしないようにしましょう。
こういう画面をみたことがある方は要注意!
SystemDoctor 2006でググるといろいろでてきて、本家をクリックしようとするとこんな警告文がでてきます。
ちなみにこちらは英語版サイト
日本語版サイトもあります。
アクセスするとローカルコンピュータのスキャンができます。(しないでね。)
安心させようという魂胆(だと思う)オレオレデジタル署名ダイアログ。笑
いきなりスキャンし始めますよ。
あり得ないぐらいエラーを出してくる。CPUも100%で検索してる(っぽい)
ちなみにこの環境はVMWare上のWindows XP SP2でパッチ全適用しただけで、ソフトなどはほぼ入っていない綺麗な環境です。
そして、目的地へ。
クレジットカード払いです。クレジットカードに関してとれる限りの情報を取ろうとするみたいです。
購入のボタンは「安全購入」!
「この証明書は問題ありません。」だそうです。
市販アンチウイルス製品顔負けの機能(があるように見えるだけ)
使用中にはいかにもそれらしい「注意 - 1332 パソコンに重要なシステムエラーが検出されました。そのエラーによってシステムが損害を受ける恐れがあります。修理のためには登録は必要です。続行しますか?」という警告もでてくる。
SystemDoctor 2006はお行儀がよいので、アンインストールで全部消えるようです。(rootkitのようなテクニックを使って潜伏している可能性はないと言えません。)
アンインストール時にはアンケートも送れる!